寺田寅彦記念賞

 高知県にゆかりのある方による寺田寅彦に関する作品、自然科学を対象とした研究または随筆を対象とします。(文学的作品も含みます)



令和5年度(第43回)受賞作品

 

『寺田寅彦「線香花火」「金米糖」を読む』

松下貢 早川美徳 井上智博 川島禎子 著   (窮理舎)

 

ー選考委員ー

 〇榎本 恵一  大村 誠   岡村 眞   高野 弘   津江 保彦

 


【応募要項】

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寺田寅彦記念賞のあゆみ

 昭和56年に「高知県出版文化賞」の中の寺田寅彦に関する分野を「特別賞」として発足させましたが、賞の意味づけを明確にするため、昭和60年に「寺田寅彦記念賞」としました。

 これまでの受賞作品には、文学的研究、地学・天文学、海洋学や環境生態学に関係した科学的研究および随筆、寅彦の遺品資料による研究や随想、肉親による追想などがあります。

 代表的なものをあげると、後に岩波書店から出版され「芸術選奨新入賞」にも選ばれた山田一郎氏の『寺田寅彦覚書』(第1回)、まだ誰も手掛けていない分野を開拓する先鉾的役割を果たした宇和川匠助さんによる『寺田寅彦連句の世界』(第3回)、資料的価値の高い寺田東一さんやお子様方による回想文集の『父・寺田寅彦』(第12回)、文句なしの高評を博した関勉氏による『ホウキ星が呼んでいる』(第15回)などがあります。