高知県出版文化賞
高知県にゆかりのある方の作品で、県内の出版社が発行したものを対象とします。
令和5年度(第68回)受賞作品
『書家と碑文』書は人格なり
池 添 正
(高知新聞社)
『定年のデザイン』
里 見 和 彦
(リーブル出版)
『孤島の残映』
柴 田 耀
(高知新聞総合印刷)
ー選考委員(○委員長)ー
天 野 弘 幹 岩 井 信 子 岡 本 桂 典 〇上 岡 哲 朗 高 西 成 介 千 浦 孝 雄
高知県出版文化賞のあゆみ
本賞は昭和31年に始まり、戦後の復興期から高度経済成長期など、時代の変遷を見てきた県下で最も歴史の長い地方文化賞です。
時と共に文学作品のみならず画家や書家の応募作品も増え、内容も体裁も変化し、審査の視点として内容以外に、印刷・製版・装丁等にも着目して「編集努力賞」「印刷技術賞」「装丁賞」などを設けた時期もありました。
昭和60年には、県外で印刷・製本されたもので優れた作品があったことから特別賞として表彰しました。以後、出版社は県内外を問わないとした時期もありましたが、県内の出版技術の向上を図る意味から、現在は県内での印刷・製本を原則としています。