本 教 育 賞

 義務教育学校の中から優れた教育実践が認められる学校を表彰し助成します。


令和5年度(第26回)

 

 令和5年度坂本教育賞の授賞式を、11月18日(土)に自由民権記念館で行いました。授賞式の様子と受賞校をご紹介します。

 



(受賞校)

①最優秀校 

 蓮池小学校

 𠮷門直子 校長 

②最優秀校

 佐賀中学校 

 宮﨑宏治 校長

③優秀校

 江陽小学校 

 今西和子 校長 

④優秀校

 安田中学校 

 西岡久司 校長

(受賞理由)

長年にわたる国語科の研究を柱として、子どもたちが自らの考えを持ち、気づき伝え合うことを日常化し、学びを行動に結びつけることの重要性を意識づけている。また授業では児童の「振り返り」を重視し、そこから授業改善に結びつける仕組みができている。

 

「教科間連携チーム会」を機能させ、教師主導の授業から生徒主体の授業へと変えることに組織的に取り組み、生徒の理解力の向上につなげている。また、小、中学校で学校教育目標や目指す児童生徒像を揃え、防災教育も含めて9年間でのカリキュラムとしている。

 

「学びの山を登ろう」という子どもたちにもイメージができる言葉で教育目標を掲げて主体的な学びを意識づけている。また、ゴールに向かうプロセスを自ら考え、行動に移し、振り返ることによって、子どもたちの中にマネジメント感覚が養われており、それが学年を超えて継承されている。

 

「教科間連携チーム」により、教員同士が相互に学び合う体制ができており、それが授業に生かされている。また、若手教員はベテラン教員の授業力に学び、ベテラン教員は若手教員のICT活用能力に学ぶなど、相互に助け合う関係が日常的にできており、チーム学校が推進されている。

 



推薦書

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選考

1. 文教協会内に選考委員会を設ける。

2. 選考委員は学識経験者の中から文教協会理事長が委嘱する。
3. 選考は市町村教育委員会および教育事務所の推薦する学校について行う。
4. 選考の基準については文教協会理事長が選考委員会に指示することがある。
5. 選考は10月中に完了し、表彰はその年度内に行う。
6. 選考委員は守秘義務を負う。



坂本教育賞について

この賞は、文教協会初代理事長であった故坂本重寿先生のご遺族からいただいた寄付によって「坂本教育基金」を設立し、昭和48年から、優秀な成果を上げた学校に「坂本教育文化賞」として授与してきました。その後、昭和52年には元高知県教育委員長の故坂本惣平先生のご遺族から寄付をいただき、さらに、高知県文教振興会、幡多郡教育研究協議会からも寄付があり基金が強化され、名称も平成10年度からは「坂本教育賞」と改めています。

選考に当たっては選考委員会を組織し、市町村教育委員会から教育事務所を通して推薦された公立の義務教育学校を候補校として選考し、原則として毎年4校を表彰しています。